山陰の日本海岸に位置し、東郷湖、東郷温泉、緑豊かな山々があります。
湯梨浜町中心には、鳥取県では2番目に大きな東郷湖があります。
「鶴の湖」の愛称で親しまれる東郷湖は、県立自然公園の一部をなす海水を含んだ汽水湖。山陰八景の一つに数えられています。
また、中国河北省との友好の証として建設された日本最大の中国式庭園燕趙園(えんちょうえん)があります。
その東郷湖のほとりには明治初頭に温泉が確認され、松崎駅前に形成された旅館街は昭和30年代から50年代にかけて最も栄えました。
無色透明、無臭の含石膏食塩泉は、神経痛や皮膚病、婦人病などに効能が高く、東郷湖を眺めながらしっとりお湯に浸かれば、優雅な旅情もいっそうかき立てられます。
山々には、鳥取県を代表する、20世紀梨を栽培しています。なかでも湯梨浜町の特産20世紀梨は生産量も多く、甘みと酸味バランスが素晴らしい梨が栽培されています。

湯梨浜町は、平成の大合併によって、鳥取県中部中核町村だった、羽合町、泊村、東郷町は平成16年10月に合併を迎えました。
新町名は「湯梨浜(ゆりはま)」。人口18,000人の町です。
湯梨浜という名前は、「東郷湖から湧き出る温泉、大地がはぐくむ二十世紀梨、そして日本海に広がる白い砂浜」という新しい町の特色をイメージして名づけたものです。
こんな自然豊かな中で明治時代の頃から地域と共生しながら、質の高い日本酒造りをしてきました。
創業明治22年以来、地元に愛される酒造りを基本として、初代から引き継がれた伝統の造りを大切にし、恵まれた大地と水を利用した酒造りを目指しています。

福羅酒造では『和醸良酒』をモットーに、出雲流の酒造りを継承した杜氏が力強く軽快旨口の酒造りを目指しています。